朝、子どもの顔が真っ赤。「あぁ、熱だ…」。
小学生になると保育園のように柔軟な預かりがなく、急な発熱の連絡が来るたびに、
「今日どうしよう…」
「パートだし有給がない…」
「シフトに迷惑をかけたくない…」
と、胃がギュッと痛くなる思いをしている方も多いのではないでしょうか。
保育園時代は病児保育や預かり延長が使えたとしても、小学生になると状況は一変します。
いわゆる「小1の壁」「突然の学校呼び出し問題」は、仕事と育児を両立する保護者にとって長年の悩みであり、パートで働く人ほどその負担は重くなりがちです。
そんな中、2025年4月から『子の看護等休暇』のルールが大きく変わったことをご存じでしょうか?
今回の法改正は、特にパートで働く保護者にとって追い風となる内容ばかり。
ただ「制度を知らない」だけで損をしてしまう人も多いため、本記事ではできるだけ分かりやすく、具体例も交えながら丁寧に解説していきます。
最後には、読んだその日からできるアクションリストもご紹介します。
この記事だけで、新制度のポイントをすべて理解し、無駄なく賢く制度を使えるようになりますよ。
この記事の目次
◆2025年4月改正でどう変わった?『子の看護等休暇』3つの重要ポイント

今回の法改正は、パートさんにとって非常に大きなメリットとなる変更が3つあります。
■ポイント① 対象年齢が「小学校3年生修了まで」に拡大
これまでの対象は「小学校入学前」だけでした。
そのため、小学生になると急な体調不良でも制度が使えず、仕事を休めないケースも多く、「小1の壁」を強める原因となっていました。
しかし2025年4月からは…
➡ 小学校3年生(9歳)まで取得OK!
小学生は体調を崩しやすく、学校からの呼び出しも多い時期。
特に、共働きの家庭・シングル家庭・パート勤務の親にとって、制度対象の延長は大きな安心材料です。
■ポイント② 取得理由に「学校行事」が追加
これまでは 病気・怪我の看護だけが対象 でしたが、新制度では…
➡ 入園式・入学式・卒園式 などの学校行事が正式に対象に!
これは非常に画期的です。
ただし注意点として…
※運動会、授業参観、懇談会などは法律上「必ず対象」とは書かれていません。
➡ 企業判断で認められるケースがあるため、就業規則の確認がとても重要です。
■ポイント③ 勤続6か月未満でも取得可能に
これまでは「半年未満の人には認めない」としていた企業も多く、パートさんが制度を使いにくい大きな壁となっていました。
しかし改正後は…
➡ 入社直後から取得できる!
ただし引き続き、
・週2日以下勤務のパートは
企業の労使協定で除外可能
という点は残っていますので、こちらも就業規則で必ず確認しておく必要があります。
◆気になる「無給問題」はそのまま?それでも“使うべき理由”
多くのパートさんが必ず抱く疑問…。
「看護休暇って、結局無給なんだよね?」
結論から言うと…
➡ 2025年4月の法改正後も原則“無給”のままです。
「無給=損する」と思われがちですが、実はそうとは限りません。
■無給でも休んだほうが得するケースがある理由
近年、「年収の壁」問題に対して政府が支援強化策を打ち出しています。
そのため、
・扶養内で年収調整がしやすい
・繁忙期だけ少しシフトを増やしてカバーできる
・無給で休んだ分を他の日に調整するだけで年間収入が維持できる
など、そこまで大きなデメリットにならないケースも増えています。
つまり…
➡ 制度を遠慮して使わないほうが“損”する可能性も!
無理して出勤し体調不良の子を家で一人にするより、制度を活用した方が家庭の負担・心のストレスは確実に軽くなります。
◆リアル事例でわかる!パート主婦3名が制度で救われた話
制度を知っているかどうかで、働きやすさは大きく変わります。
ここでは、実際に『子の看護等休暇』を利用したパート主婦のリアル体験を紹介します。
■事例① 小2の子どもが発熱 →「時間単位でサクッと取得」Aさん(アパレル)
- 子どもが学校で発熱、昼に呼び出し
- 「早退で迷惑をかけたくない」と悩む
- 店長から「時間単位で看護休暇使えるよ」と言われ安心
- 改正後の「小3まで対象」「時間単位OK」が本当に助かった
■事例② 息子の入学式 →「無給だけど取得してよかった」Bさん(レジ)
- 入学式のために休みたいが無給が不安
- 改正後は学校行事も対象に
- 店長「年収調整でカバーできるよ」
- 後日少しずつ勤務を増やし収入を維持
- 「制度を知らないまま我慢するところだった」と実感
■事例③ 入社3週間 →「勤続半年未満OKに救われた」Cさん(飲食)
- 入社3週間で子どもがインフルエンザ
- 「新人だし休めない…」と不安に
- 同僚から法改正を聞き申請
- 店長も快く承認
- 「知らないだけで損するところだった」と痛感
★事例の共通点
・制度を知らない人が多い
・企業は意外と柔軟で協力的
・無給でも働き方の工夫でほぼカバーできる
・知るだけで家庭の負担が激減する
◆今日からできる!パートさん必見のアクションリスト
■就業規則のチェック
- 小3までの対象に更新されているか
- 学校行事は対象か
- 時間単位取得は可能か
- 週2日勤務の除外規定がどうなっているか
■上司・人事に相談
- 当日申請はOKか
- 手続きは書面か、口頭か
- シフト調整の仕組みはどうなっているか
■年間の働き方をシミュレーション
- 扶養の範囲(103万/106万/130万など)
- 無給日の影響
- 繁忙期のシフト増でカバーできるか
◆【制度を上手に使うためのコツ】“使いにくさ”をなくす3つの工夫
ここまで制度のポイントや事例を紹介してきましたが、実際には「気まずさ」「申請しにくい」という心理的ハードルが原因で、制度が十分に使えていないという声も多く聞かれます。そこで、パートさんがよりストレスなく看護休暇を活用するためのコツを3つ紹介します。
■申請ルールを“日頃から共有”しておく
看護休暇は急な取得が多いため、「当日申請でもOK」「口頭連絡でOK」など、勤務先のルールを前もって確認し、周囲と共有しておくことで気まずさが大幅に減ります。特にシフト制の職場では、日頃からコミュニケーションを取っておくだけで「お互い様」の空気が作られ、休みやすくなります。
■シフトの“埋め合わせ方”を自分でも提案
無給の休暇は収入に影響しますが、「翌週少しだけシフトを増やす」「繁忙日に協力する」など、自分から提案しておくと、職場も柔軟に応じてくれやすくなります。結果として、収入を維持しつつ制度も使いやすくなるという良い循環につながります。
■家族で“休む優先順位”を話し合っておく
共働き家庭の場合、「どちらが看護休暇を使うか」「交代で対応するか」など事前に決めておくと、精神的な負担が大きく減ります。特に学年が上がるほど呼び出しは減りますが、それでも突然の発熱や行事は続くため、家族内の調整は長期的な安心につながります。
これらの工夫を取り入れることで、制度を「仕方なく使うもの」ではなく、「家庭と仕事を守るための大事な選択肢」として前向きに活用できるようになります。
◆【まとめ】2025年の新制度は、パート主婦の大きな味方
2025年4月からの『子の看護等休暇』改正は、パートで働く親にとって革命的です。
✔ 小3まで対象
✔ 学校行事OK
✔ 勤続6か月未満でも取得可
無給というデメリットは残りますが、
➡ 働き方を調整すればほぼカバー可能。
➡ 制度を知るだけで生活のストレスが激減。
あなたが安心して働き続けられるように、制度を味方につけてくださいね!
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