7月といえば、いよいよ夏本番。そして多くのビジネスパーソンが心待ちにしている「夏のボーナス(賞与)」の時期ですね!
さて、ボーナスの明細書を見たとき、誰もが一度はこう思ったことがありませんか?
「あれ? 思っていたより手取りが少ない……。〇〇万円も引かれてるの!?」
そう、支給額(額面)と実際に銀行口座に振り込まれる金額(手取り)には、大きなギャップがあります。一生懸命働いて得たボーナスだからこそ、何がどれだけ引かれているのか、その正体をしっかり知っておきたいですよね。
今回は、日頃から会社の数字と社員の給与に向き合っている経理の視点から、「ボーナスにかかる税金と社会保険料のリアル」を分かりやすく大解剖!さらに、「手元に残るお金(価値)を最大化する3つの対策」まで、セットでお届けします。
この記事の目次
1. ボーナスから引かれる「4つの正体」
ボーナス(額面)から差し引かれるのは、毎月の給与と同じく大きく分けて「社会保険料」と「税金」の2つです。具体的には以下の4項目が控除されます。
| 控除項目 | ざっくりとした割合(目安) | 何のためのもの? |
| 健康保険料 | 約5%(※加入組合・地域で変動) | 病気やケガをした際の医療費負担を軽減するため |
| 厚生年金保険料 | 9.15%(固定) | 将来の老齢年金や、万が一の遺族年金・障害年金のため |
| 雇用保険料 | 0.6%(※一般の事業の場合) | 失業時の手当や、育児休業給付金などのため |
| 所得税 | 金額と前月の給与によって変動 | 国に納める税金(※住民税はボーナスからは引かれません) |
※割合は従業員負担分(労使折半後)の目安です。
これらを合計すると、ボーナスの額面からおおよそ「20%〜25%」が差し引かれる計算になります。例えば額面50万円のボーナスなら、手取りは40万円前後になるイメージです。10万円引かれると考えると、なかなかインパクトがありますよね。
経理からのお伝えしたい「見方」
「こんなに引かれるなんて!」と嘆きたくなる気持ち、すごく分かります。私自身、給与計算をしながら「結構引かれるなぁ」と思うこともあります(笑)。
ただ、社会保険料は決して「取られ損」ではありません。私たちが安心して病院にかかれたり、将来の年金を受け取れたり、万が一働けなくなった時の強力なセーフティネットとして機能しています。「未来の自分や家族への保険料」として捉えると、少し見え方が変わってくるかもしれません。
2. 関連トピック:手元のお金(価値)を最大化する3つの対策
「引かれる理由は分かったけれど、やっぱり少しでも手取り(自由に使えるお金)を増やしたい!」
それが人間の心理というものです。残念ながら、法律で決まっている社会保険料や税金を直接減らす裏ワザはありません。
しかし、「受け取ったボーナスの使い方・置き場所」を工夫することで、実質的な手取り価値を増やしたり、将来の資産を大きく育てたりすることは可能です。ここでは、経理担当としておすすめしたい3つのアクションをご紹介します。
対策①:ボーナスで一気に片付ける「ふるさと納税」
もはや定番となりましたが、まだやっていない方はぜひ今年のボーナスを機に始めてみてください。
ふるさと納税は、実質2,000円の自己負担で全国の特産品(お肉、海鮮、お米、日用品など)をもらいつつ、来年の住民税を前払いできる制度です。
ボーナスが入って手元に資金の余裕がある7月は、ふるさと納税の絶好のタイミング。年末に慌てて駆け込み寄付をするよりも、夏のうちに美味しいお肉やフルーツをゲットして、日々の食費を浮かせましょう!
対策②:「新NISA」と「iDeCo」で資産の置き場所を変える
銀行に預けていても金利がほぼつかない今の時代。ボーナスの一部を、非課税メリットが大きい「新NISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に回すのが賢い選択です。
- iDeCo: 掛金が「全額所得控除」になるため、今年の所得税と来年の住民税を安くできる最強の節税ツールです。
- 新NISA: 投資で得た利益がずっと非課税になる制度。2024年から枠も大幅に拡大されました。
「ボーナスのうち〇万円はNISA口座に入れる」と決めてしまうことで、税金で引かれた分を、将来の運用益でカバー(あるいはそれ以上に増やす)する仕組みを作ることができます。
対策③:最もリターンが大きい「自己投資」に使う
経理・人事というバックオフィスの視点から、最もおすすめしたいのがコレです!
税金や投資の利回りも大切ですが、最終的に一番確実でリターンが大きいのは「自分自身の価値を高めること」です。
- 業務効率化のために最新のツールやガジェット(良いキーボードやモニター)を買う
- ずっと読みたかった専門書をまとめ買いする
- スキルアップのためのセミナーや資格勉強に充てる
- 心身をリフレッシュするための旅行や健康維持(マッサージ、ジムなど)に使う
自己投資によってスキルが上がれば、社内での評価に繋がり、結果的に来年、再来年の基本給やボーナスという形で何倍にもなって返ってきます。

3. まとめ:コア・イノベーションは皆さんの「働く」を応援します!
今回は、夏のボーナスにかかる税金・社会保険料の仕組みと、手元のお金を賢く使うための3つの対策をご紹介しました。
- ボーナスからは約20〜25%が引かれる(未来へのセーフティネット)
- ふるさと納税で生活費を浮かせる
- 新NISAやiDeCoで資産を育てる
- 自己投資で来年の収入アップを狙う
明細を見て「手取りが少ない」とガッカリするだけでなく、その仕組みを知り、残ったお金をどう活かすかを考えるきっかけになれば嬉しいです。
私たちコア・イノベーションのバックオフィス(総務・経理・人事)は、給与の計算や手続きを通して、メンバー全員が安心して働き、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう日々サポートしています。
それでは、暑い夏を健康第一で、そして充実したボーナスライフを一緒に楽しみましょう!
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コア・イノベーションでは、私たちと一緒に成長していける新しい仲間を常に求めています。当社は、従業員一人ひとりが持つ能力を最大限に発揮できるよう、サポート体制を整えています。
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