2022/01/31

唐沢農機の女性活躍推進状況を公開。

こんにちは。唐沢農機サービス 経営推進部の松本です。

新しい1年が始まったと思えばあっという間に1ヶ月が終わろうとしています。

みなさん、女性活躍推進法(正式名称:女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)をご存知でしょうか。

「男性は外に出て働き、女性は家事育児」から、ここ数年では育児を積極的に行う男性を指すイクメンはじめ、男性の育休取得も増えてきていますよね。

冒頭でご紹介した女性活躍推進法の第一条にはこの法律の目的について下記の記載があります。

(目的)第一条 この法律は、近年、自らの意思によって職業生活を営み、又は営もうとする女性がその個性と能力を十分に発揮して職業生活において活躍すること(以下「女性の職業生活における活躍」という。)が一層重要となっていることに鑑み、男女共同参画社会基本法(平成十一年法律第七十八号)の基本理念にのっとり、女性の職業生活における活躍の推進について、その基本原則を定め、並びに国、地方公共団体及び事業主の責務を明らかにするとともに、基本方針及び事業主の行動計画の策定、女性の職業生活における活躍を推進するための支援措置等について定めることにより、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、もって男女の人権が尊重され、かつ、急速な少子高齢化の進展、国民の需要の多様化その他の社会経済情勢の変化に対応できる豊かで活力ある社会を実現することを目的とする。

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html)

女性が職業生活において活躍できることを目的に一定条件を満たす企業には行動計画や数値開示の義務が課せられています。

今回のブログでは、女性活躍推進の視点から唐沢農機サービスを分析してみたいと思います。

女性の割合は?

スタッフ33名中、女性は11名で約33%です。(2021/12時点)。

前年の2020/12はスタッフ26名中、女性は7名で約27%でしたのでこの1年間で6ポイントアップしています!

担当している業務内容は法人営業・コールセンター・経理・人事・広報・事務と多岐にわたっています。他社で公表されているデータを比べてみても当社の数値は低くはないと思います。

女性管理職の割合は?

管理職7名中、女性は2名で約29%です。厚生労働省による平成30年度調査では平均11.8%でしたので、母数は少ないですが、男性が優遇される・女性が昇進しづらいという環境ではないことがわかるかと思います。

女性管理職の2名はどちらも20代で、そのうちの一人が私です(笑)私は2年ほど前から管理職になりましたが当時から性別によるマイナスの格差はなかったので、この会社でのキャリアプランも特に制約を受けることなく自由に考えることができています。

男性の育休取得

女性の社会進出のために必要な要素の一つとして男性の家庭進出もよくあげられますよね。ちなみに、我が家の家事は原則 分担性(私の持分は3割ぐらいですが・・・。)で、余力のある方が対応することになっています。

当社では2021年に初めて男性スタッフの育休取得がありました。そして2022年にもう1名の男性スタッフが取得予定です。当社はもともと、男性だから・女性だからという性別に固執した考えがほとんどない文化なので、男性も育休が取得しやすいのではないかと思います。

性別による制約のない働き方の実現に向けて

女性の社会進出に向けた取り組みが叫ばれる昨今ですが、唐沢農機サービスはどのような性別においても制約なく誰もが活躍できる組織でありたいと考えています。女性活躍推進には形式的になっている部分もまだまだあるとは思いますが、少なからず声を上げやすくなったり働きやすくなっていることも事実だと思います。

男性が外に出て働くという役割を、女性は家庭を守るという役割を担うことが一般的だった時代から変化しつつあります。私の母は専業主婦でした。母の小さい頃の夢は「お母さんになること」だったそうです。その話を初めて聞いたときは「お母さんになるなんて女性にとっては当たり前じゃないの?」と思っていましたが、大人になりいろいろな知識を得た今はそれが奇跡的なことだとわかります。もちろん性別だけでなく個人によりできることできないことはありますので、できないことをフォローし合いながら希望する場所で希望する働き方ができると理想ですよね。

男性スタッフの育休取得や女性比率の向上など、少しずつではありますがそんな環境づくりも進んでいます。

少しでも興味をお持ちいただけた方、会社説明会でお待ちしております!