みなさまこんにちは。ノウキナビコミュニケーションセンターの佐藤と申します。
本日はタイトルの通り、「識学導入した地方のベンチャー企業の一スタッフが思う識学導入のメリデメ」ということでお話したいと思います。
マネージャー目線で書かれた「識学導入した地方のベンチャー企業のマネージャーが思う識学導入のメリデメ」のスタッフ目線バージョンです。
マネージャー目線もぜひご覧ください。
前提に、あくまでも一スタッフである私が理解している内容であり、もしかしたら本来の識学の考え方を正しく理解していない部分もあるかもしれません。
そういった理解誤りを含め、現在もノウキナビ事業部で識学理論を活かしながら業務に奮闘しているということで、ご覧いただければ幸いです。
誤り等ありましたら、ご了承ください。
識学とは
株式会社識学の公式サイトから引用します。
すべての社長に必要不可欠な学び
識学は、生産性が高い組織運営を実現するためのマネジメント理論です。
識学を学び、実践することで、様々な組織運営上の課題を解決します。
識学は、人間の意識構造という普遍的なものに基づくアプローチのため、汎用性が高く、どんな業種、業態、企業規模であっても成果を得やすいのが特徴です。
識学公式サイトより引用
とあります。
私の言葉でお伝えすると、
識学とは組織において必要な一種の学問のことです。感情論は一切排除でとにかくロジカルです。
今までの会社と違うこと
識学の導入により、今まで勤めてきた会社と大きく異なることが3つあります。
この記事の目次
その1.明確化されたルール
識学では「姿勢のルール」と「行動のルール」があります。
姿勢のルールは誰でも守れるルールで全員が守るべきルールのこと。
行動のルールは実力によってできるできないがあるルールのこと。これが評価になります。(その3にて。)
ルールって、就業規則とは違うの?と質問がありそうですが、就業規則とは別に守るべきルールです。
例えば、
電話に出る順番はA事業部→次がB事業部 とか、
服装は、上はジャケットを着用する とか。
ルールと言うと縛りができて、不自由とネガティブに思われる方が多いと思います。
私も当初はそう思っていました。
でも実は、ルールを決めることで道幅が決まるので、その幅の中では自由にできます。
幅が決まっていないと、
「どこまでやっていいのかな。」「こんな時どうすればいいの?」
こんな会話や悩みの時間が生まれます。
予め決まっていれば発生しない無駄な時間ですよね。
その無駄な時間を解消してくれるのが姿勢のルールです。
その2.明確化された組織図
ピラミッド型の組織図です。これが見える化されています。
今までの勤務先にも、もちろん組織形態があるので、みんななんとなく理解はしていますが、見える化されたものはありませんでした。
部署にマネージャーとチーフがいて、私の直属の上司は誰?
って思ったことがありましたが、それが解消されました。
組織図は誰が偉くて、誰が下っ端ということを示すものではありません。
上司にはプロジェクトを成功させる責任があります。
部下にはプロジェクトを遂行する責任があります。
組織図を明確化することで役割が明確になりました。
その3.完全結果での評価制度
多くの会社で採用されている評価制度は自己評価と上司の評価のすり合わせかと思います。
識学を導入している弊社の評価制度は完全結果評価です。
完全評価とは、
100mを10秒以内に走りなさいのように、11秒で走ったら誰が見ても未達、9秒で走ったら達成
というような目標設定のことを「完全結果」といいます。
与えられた目標を達成できれば給与が上がり、達成できなければ給与が下がります。
酷だと思いますか?
でも、自己評価と上司の評価にズレが生じた場合どうでしょう。
部下:結果は出せなかったけど、私はあんなに頑張った。だからこのくらい評価されるべき!
上司:結果は出ていないけど、頑張っていたからな・・・どうしようか。
最終的にこの方の評価は上司の主観で決まります。
つまり、上司の主観で評価が決まる=頑張ってるアピール をするようになります。
完全評価制度は、誰が評価しても評価が変わらないので、自分も上司も納得して評価がされます。
会社が識学を導入してよかったこと・メリット
その1.曖昧なことがなくなった
姿勢のルールができたことで、
「こんな時はどうしたらいいんだろう。」
「ここまではやってもいいのかな。」
という曖昧さに悩むことがなくなりました。
曖昧なことについて、考えたり悩む時間はロスタイムになり、もったいない時間です。
その2.評価基準が明確化されている
評価基準が曖昧だと、上司の主観での評価になりますので、全く納得できない評価がされることがあるかと思います。
でも、「プロセスは評価しない、完全結果だけでの評価」という基準が明確化されることは従業員にとってもプラスだと思います。
結果を出さなければ給与が下がりますので、自然と結果を出すための行動をとることができます。
逆を言えば、結果を出すまでの道筋は自由です。
その3.感情で仕事をしなくなった
よく「モチベーション」という言葉を聞くと思います。
モチベーションは仕事に取り掛かる前に生まれるので、仕事の達成度を左右すると思っている方が多いと思います。
でも、識学的に言うと、
モチベーションは何かを行う前ではなく、何かを達成した後に生まれるとされています。
達成感=モチベーション と言い換えてもらえればわかりやすいと思います。
私も取り掛かる前にモチベーションを求めていた人間なので、最初は衝撃を受けましたが、
仕事に向かう前の感情を排除することで仕事がしやすくなりました。
仕事に取り掛かる前に気持ちを高める必要がなくなり、
まずやってみる → 達成すれば達成感(モチベーション)が生まれる
このサイクルができるようになりました。
会社が識学度導入して悪かったこと・デメリット
その1.結果が出せなければ評価が下がる
簡単にクリアできる目標は目標ではありませんので与えられる目標値は高いです。
常に考え、行動、失敗、失敗から学ぶ、次の挑戦する
これが非常に大切だと実感しています。
うまくいくことの方が少ないです。失敗することもたくさんあります。
ですので日々挑戦と成長です。
その2.変化に対応できないとついていけない
姿勢のルール、目標値や自分の役割は会社の状況が変わればどんどん変化していきます。
変化に対応できない(現状維持)=衰退です。
世の中の変化に合わせて会社は事業の舵取りをしていきます。
でも変化に対応できず、今までと同じことをしていたら社会から自然と離脱していきます。
これは個人でも同じことが言えると思います。
厳しいようですが、自分流で変化できない人は会社にとって有益性を発揮できません。
学ぶ姿勢、新たしいことを受け入れる姿勢、これを心に止めて仕事に臨んでいます。
まとめ
会社が識学を導入したことが、メリットばかりとは言いませんが、
常に成長し続けなければならないと意識できるようになり、私個人としてはメリットの方が多く感じています。
世の中にはたくさんの仕事があります。
唐沢農機サービスの働き方がつらそうと思われるのであれば、
エントリーをしない方がいいと思います。
結果ではなく過程を評価してくれたり、
細かいルールは無いから自由にやってOK!という会社もあるかもしれません。
でも、「大変そうだけど上場する一端を担いたい」そう思ってくださった方からのエントリーをお待ちしております。
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