2022/10/14

当社で導入している識学とは?

こんにちは。経営戦略部の望月です。

今回のブログは、当社で導入しているマネジメント理論『識学』についてのご紹介と、識学導入企業で働く一社員として思うことを率直に書いてみます。エントリーをご検討中の方は、ぜひご一読ください。

はじめに|識学とは

識学とは、東証グロース上場企業である株式会社識学様より提供されている「識学」というロジックを通じた組織運営コンサルティングです。

識学公式サイトの紹介をお借りすると、識学について以下のようにご紹介されています。

生産性が高い組織運営を実現するためのマネジメント理論です。識学では、組織のパフォーマンス低下は、経営者や社員の「誤解」や「錯覚」が原因であると考えます。その「誤解」や「錯覚」に正しい認識に変えるために、マネジメントのやり方を変革する。それが識学のアプローチです。

(引用)識学公式サイト

もう少し、識学の特徴について書いてみます。

  • 経営者・管理職・部下・すべての従業員が無駄なストレスに悩まされることなく、仕事に集中できる組織をつくることで、会社としてこれまで以上の成果を上げるための理論

  • 一人一人が行動の質と量を上げ続けられる組織を実現する

  • 人それぞれが持つ誤解や錯覚が発生する要因を言語化し、解決策を具現化する

当社は2021年のはじめ頃から、上記の識学を導入し社内の組織や制度の改革を実施しています。

識学の凄いところ

Googleで『識学』と検索してみると、サジェストには様々な関連ワードが表示されます。中にはあまりポジティブでないワードも見受けられますし、識学に関する口コミは誤解や誤った解釈によるネガティブな評判も多いと感じます。

ここで、私が考える識学の凄いところをいくつか挙げてみたいと思います。あくまでも私が感じる部分ですので、個人の考えとしてご了承いただけると幸いです。

  • 2015年の設立からたった4年後の2019年に東証マザーズ(現グロース市場)への上場を実現した =市場(他者)の評価を獲得した

  • 代表取締役社長 安藤氏の著作が次々とベストセラーとして話題になる =読者(他者)の評価を得ている

  • 導入企業は3,000社以上 =多くの導入企業(他者)の支持を得ている

これだけでも十分伝わるのではないでしょうか。本当に怪しい理論であれば、ここまで広く世間に浸透し市場(他者)からの評価を獲得することはできていないと思います。

何よりも、実際に識学を用いて組織運営が行われている識学自体が設立からたった4年で新規上場を成し遂げたという事実だけで十分ではないでしょうか。

識学で解決できること

皆さんは、お仕事をされていてこのような悩みはありませんか?

ー「目標が明確でないため、正当な評価を受けられていないと感じる」

ー「毎日長時間残業して様々な業務を頑張っているのに、上司は何も評価してくれない」

ー「評価制度が不明確で、昇格や昇給が望めない」

ー「給料やボーナスが増えないからモチベーションが上がらない」

識学が定着している当社では、上記のような悩みを抱える必要は一切ありません。

なぜ、上記のような悩みを抱えることがないのか以下で解説します。

識学のポイント① 認識のズレをなくす

 個人は、それぞれ異なったルールや様々なバックグラウンドを持つため、2人以上の人が集まると、認識のズレが生じます。

例えば、上司から「整理整頓をしましょう」「なるべく早く連絡しましょう」と言った指示を受けた場合、どのように感じますか?

「整理整頓されている状態」は個人によって違いますし、「なるべく早く」の定義も、10分なのか1時間なのか、人によって認識が異なります。

当社では、そのような認識のズレをなくすために様々なルールが設定されています。

一例として、当社で設定されている整理整頓のルールを挙げてみます。

  • 退勤時は以下の事項を徹底し、机上を清潔、整理整頓された状態に保つ
  • PCを置いていく場合はロッカーに入れて施錠する
  • 書類等の私物も個人ロッカー・キャビネットに入れて管理・収納をする
  • 個人のロッカー・キャビネット以外に飲み物、私物、書類、等をおいて帰宅しない

上記のルールであれば、誰が見ても同じ状態にすることができると思います。コミュニケーションで解決するのではなく、共通のルールの下に会話をする。

いかがでしょうか?とても効率的だと思いませんか?

ルール設定だけでなく、日常のマネジメントにおいても、明確化・数値化が行われ、相互に認識のズレが発生しないように、進捗管理〜評価〜さらには査定まで実施されています。

識学のポイント② 全ては他者評価、自己評価に価値はなし

続いて、2点目のポイントです。

仕事から少し離れ、外食に行く例で考えてみたいと思います。皆さんは、レストランを選ぶ時に以下のAとBのレストランどちらを選びますか?

A:(店主自身の評価)「僕の店のステーキは県内で一番美味しい自信があるので食べにきてください!」

B:(お客様からの良い口コミが多い)「このお店のステーキは県内で一番美味しいと感じました。また行きたいです。」

皆さんはA、Bどちらのレストランを選びますか?

ー 多くの方が、Bのレストランを選ぶのではないでしょうか。もっと言えば、より多くの口コミを持ち、シェフが何かの賞を受賞して客観的な評価を得ているレストランを選びたくなりませんか?

「全ては他者評価。自己評価には意味がない」というのが識学の考え方です。

自分の評価を行う人は誰なのか、自身の評価者の求める結果を実現しない限り、自身に対する評価を獲得することはできません。このような考えを厳しいと感じる人もいるかもしれませんが、ルールを守り、評価者の求める結果を出し続けることさえできれば、明確な評価制度の下で昇給も望めますし、昇格のチャンスもあります。

識学のマネジメントでは、お伝えしたようなポイントで徹底的に認識のズレや錯覚をなくし、正しいマネジメントに導きます。

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識学導入企業で学んだこと

最後に、私が識学導入企業に入って成長したと感じる部分について、少しだけ書いてみたいと思います。

唐沢農機サービスに入社して、自身の考えや行動が最も変化した点は以下の通りです。

・とにかくまずは行動に移してみて、失敗する=失敗だったと確認できたことも貴重な価値(糧)

・失敗したらどうしようと考える前に、まずは仮説を立ててとにかく行動してみる

・仮説を元に、不足していた点や失敗の原因を確認し、成功のための行動変化を起こすことこそが結果を出すための近道である

いまだに、思い切ったことを実行する時は不安になることもあります。しかしながら、失敗がなければその先にある成功を掴むことはできないということを、唐沢農機に入社してからの1年で痛いほど感じました。

これからも臆することなく、挑戦し続けたいと思います!

まとめ

今回は、当社で導入している識学についてご紹介しました。私の考えを織り交ぜながらご紹介させていただきましたが、当社の人事制度や社内の雰囲気などについて、詳しく知りたい方は、ぜひ会社説明会へお越しください。

会社説明会では、代表の唐澤より、より詳しくお話しをさせていただきます。

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