2025/07/01

【面接で絶対NG!】転職理由・退職理由の「答え方」「例文」「ポイント」を徹底解説!

こんにちは!経営推進部採用担当です!

「転職したい!」そう思って動き出したはいいものの、面接で必ず聞かれるのが「前の会社を辞めた理由」。
ここ、実はすごく重要なポイントなんです!
伝え方一つで、あなたの印象が良くも悪くも変わってしまうってご存知でしたか?

「正直に話せばいいんでしょ?」と思うかもしれませんが、残念ながら…
そのまま話してしまうと採用担当者から見て「この人、うちの会社でも同じこと言うのかな…?」と不安に思われてしまうNGな伝え方があるんです。

この記事では、中途採用面接で避けたい退職理由のNG例と、好印象を与える言い換え方を、具体的なポイントと共にご紹介します!
せっかくの転職活動、これで失敗しないようにしっかり準備していきましょう!

面接官が「え?」と思うNG例3選!

面接官が退職理由を聞くのは、あなたがどのような価値観を持ち、どんな働き方を求めているのかを知るためです。
同時に、「この人は、うちの会社で長く活躍してくれるか?」を見極めるためでもあります。

だからこそ、以下のような伝え方は要注意!あなたの評価を下げてしまう可能性があります。

前職の悪口、批判

「前の会社は本当に最悪で…」「上司が無能でついていけなくて…」といった、前職への不満や批判をストレートに伝えるのは絶対にNGです。

なぜNG?

他責思考(人のせいにする考え方)だと受け取られやすい。
入社後、もし不満があれば、また同じように会社の悪口を言うのでは?と懸念される。
客観性や課題解決能力に欠けると判断される可能性がある。
面接官の心の声: 「うちに入っても、不満があればすぐに辞めちゃうかもな…」

さらにNGを深掘り!具体的な悪口・批判のパターン

  • 特定の個人への攻撃: 上司、同僚、部下、顧客など、特定個人を名指しで批判するのは避けましょう。人間性そのものに疑問符をつけられます。
  • 会社の制度や方針への不満: 「会社の評価制度が不公平だった」「古い体質で何も変わらない」「休日出勤が多すぎた」など、会社全体の制度や方針への批判も、改善提案などの行動が伴わなければ「不満ばかり言う人」という印象を与えます。
  • 給与・待遇へのストレートな不満: 「給料が安すぎた」「福利厚生が悪かった」など、待遇面への不満を前面に出すと、「お金が全ての人」「不満があればすぐ転職する人」と見なされ、会社へのエンゲージメントが低いと判断されます。

あいまいな理由

「なんとなく合わなくて…」「やりたいことが見つからなくて…」など、具体的な背景が見えない、あいまいな退職理由も避けましょう。

なぜNG?

退職理由が曖昧だと、あなたの志望動機も曖昧に聞こえてしまい、一貫性に欠けてしまう。
問題解決能力がない、または物事を深く考えずに判断する人だと誤解される可能性がある。
「うちの会社でも、またすぐに『なんとなく』で辞めてしまうのでは?」と不安を抱かせる。
面接官の心の声: 「うちに来たい理由も、きっと曖昧なんだろうな…」

より詳細なNGパターン

  • 「他にやりたいことができた」だけ: 具体的に何が、なぜ、どのようにやりたいのか、そのために何を努力したのかが語られなければ、単なる逃げや衝動的な行動と捉えられます。
  • 「もっと成長したかった」だけ: 何を、どのように成長させたかったのか、そのために前職でどんな努力をしたのかがなければ、漠然とした不満に聞こえてしまいます。

責任転嫁

「会社が〇〇してくれなかったから」「環境が悪くて能力を発揮できなかった」など、自分以外の人や環境のせいにする退職理由も印象が悪くなりがちです。前職の批判と似ていますが、「自分は悪くない」という姿勢が強く出てしまう点に注意が必要です。

なぜNG?

自律性や主体性に欠けると判断される。
問題が起きた時に、改善しようとせず他者のせいにするタイプだと思われる。

入社後、困難な状況に直面した際に、同じように他責にするのでは?と懸念される。
面接官の心の声: 「うちの会社で何かあっても、自分で解決しようとしないだろうな…」

より詳細なNGパターン

  • 「残業が多すぎた」とだけ言う: 業務効率化の提案や、自分の業務改善努力など、何か行動を起こしたのかが語られなければ、単なる不満に終わります。
  • 「正当な評価がされなかった」とだけ言う: 評価基準を理解しようとしたか、目標達成のために何を工夫したかなどがなければ、独りよがりに聞こえます。

理由そのものがダメじゃない!面接では「どう伝えるか」が超重要!

退職理由の内容自体が問題なのではなく、面接で「どう伝えるか」が極めて重要です。ネガティブな理由であっても、伝え方次第でポジティブな印象に変えることができます。

好印象を与える退職理由の伝え方のポイントは、以下の3つです。

ポジティブ変換+未来目線が基本

NG例: 「前の会社は残業が多くてプライベートな時間が全く持てませんでした。」

ポジティブ変換例:

「ワークライフバランスを整え、仕事の質をさらに高めたいと考え、より効率的な働き方ができる環境を求めております。貴社が推進されている生産性向上への取り組みに魅力を感じ、貢献したいと考えております。」

ポイント: 残業が多いこと自体を批判するのではなく、「効率的な働き方」や「仕事の質向上」というポジティブな目標に転換し、それが応募企業とどう合致するかを伝えています。

具体的なエピソードを添える

ただ漠然と理由を述べるだけでなく、具体的なエピソードや事実を添えることで、あなたの退職理由に説得力が増します。

NG例: 「もっと成長したかったからです。」

具体的なエピソード例:
「現職では、〇〇のプロジェクトにおいて、自身のスキルをさらに高めたいという思いから、△△の資格取得にも挑戦しましたが、専門性を深める機会が限られていると感じました。貴社が〇〇分野で最先端の技術に取り組んでいらっしゃることを知り、ここでなら私の△△のスキルを活かしつつ、さらに専門性を高められると確信しております。」

ポイント: 具体的な行動(資格取得)と、現職での課題、そして応募企業で得たい成長機会が明確に示されています。

一貫性を持たせる

退職理由と「志望動機」「入社後に何をしたいか」との間に一貫性を持たせることが非常に重要です。
話に筋が通っていると、面接官は「この人は自分のキャリアをしっかり考えているな」と信頼感を抱きます。

退職理由: 「新しい技術に挑戦したかった」

志望動機: 「貴社の〇〇技術(新しい技術)に魅力を感じ、私も開発に携わりたい」

入社後にしたいこと: 「貴社で〇〇技術を学び、〇〇の分野で貢献したい」

ポイント: 全ての要素が「新しい技術への挑戦」という一貫したテーマで繋がっています。

まとめ

面接での退職理由は、決して過去を振り返るネガティブな時間ではありません。
むしろ、あなたが何を学び、何を次に活かしたいと考えているかを示す、未来への希望を語るチャンスです。

今回ご紹介したNG例を避け、ポジティブに、具体的に、そして一貫性を持ってあなたの退職理由を語ることで、面接官に「この人なら、きっとうちの会社で活躍してくれる!」という良い印象を与えることができるはずです。

しっかりと準備して、自信を持って面接に臨んでください!あなたの転職活動が成功することを心から応援しています!
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