2024/10/01

Webディレクターの業務内容をご紹介しますVol.1

唐沢農機サービスビーズクリエイトのウェブディレクターとしての日常は、クライアントが抱える課題解決の糸口をつかみ、それを形にするための多岐にわたる業務で構成されています。今回は、クライアントのサイト完成までの一連のプロセスをご紹介いたします。

クライアントのニーズ把握

サイト制作におけるディレクターの仕事は、営業チームからの詳細なクライアント情報の引き継ぎから始まります。

この段階で、クライアントが新しいウェブサイトを立ち上げたい、あるいは既存のものをリニューアルしたいと考えている背景や動機を詳細に掘り下げます。

採用サイトの場合、企業のアピールポイント、求める人材、競争力のある給与や福利厚生、成長可能性を含む業界の特性など、魅力的な要素を理解することが求められます。

コーポレートサイトでは、企業が提供する製品やサービスのユニークな特徴、企業のミッションや社長のビジョンなど、会社の核となる価値を明確にすることが重要です。

サイトマップと仕様の策定

クライアントとの初期ミーティングを基に、サイトマップを作成します。ここでは、マインドマッピングツールを使用して、ウェブサイト全体の構造を視覚化し、どのページにどのような情報を配置するか、どのようなキーワードで最適化するかを計画し大枠のサイト設計を行います。このフェーズでは、ページごとのコンテンツの種類や、挿入するビジュアルの種類についても具体的に決定します。

制作パートナーの選定

プロジェクトの性質に応じて、デザイナー、カメラマン、ライターなどの外部の専門家を選定します。

それぞれの専門技術をプロジェクトに結びつけます。これらのパートナーはすでに契約が結ばれており、彼らのスケジュールやコストを考慮しながら、効果的かつ効率的に作業を進めます。

キックオフミーティング

クライアントのオフィスを訪れ、サイト制作のビジョンとクライアントの要望が一致するかを最終確認します。このミーティングでは、デザイン案やサイトマップをクライアントに提示し、必要な写真や動画撮影についても具体的に計画します。このページのここにこういう写真が欲しいので、取材日にはこういう従業員さんに参加してほしい、こういう画角で撮りたいなど、素材の確認をします。またライティングの取材対象の確定をします。こうした細やかなやり取りが、後のステップでの無駄を省く鍵となります。

取材・撮影日の同行

取材と撮影の現場に同行します。

カメラマンへは、キックオフの時にヒアリングしておいた、会社として撮影してほしくない場所・撮影して欲しい場所の要望やここは撮っても後でここを消してもらいます。といった要望などを伝えながら撮影を進めます。

ライターのインタビューのやり取りも同行し、質問内容ややり取りがサイトの、どのページに反映できるか確認しながら進めます。

納品された素材の確認とデザイナーへの提供

ライターとカメラマンから納品された素材を確認します。コンテンツとビジュアルが一致しているかどうかなどチェックを行います。不備や修正が必要な場合は迅速に修正依頼をします。

確認を終えた素材をデザイナーへ渡し、作成を依頼します。環境構築をしてから渡しているWordPressで作成してもらうので、制作の途中経過のチェックもリアルタイムで行えます。

社内レビュー

デザイン初稿が上がると、サイトの導線や内容の正確性を社内チェックします。このプロセスには、ディレクターだけでなく、プロジェクトに関わる複数のスタッフが参加し、多角的にレビューを行います。最終的に、Googleアナリティクスやその他の計測ツールを設置し、サイトのパフォーマンスを測定可能にします。

クライアントへの最終確認

すべての調整が完了したウェブサイトをクライアントに提出し、最終的な承認を得ます。この段階でのフィードバックや追加の要望にも柔軟に対応し、クライアントに満足いただくサイトに仕上げます。

サイト公開

承認頂いたサイトが公開されます。しかしサイト公開がゴールではありません。

公開されたサイトが、お客様の求めている結果に繋がっていくかの、継続的な成果を追求し続けることが重要です。

単にホームページを作成するだけでなく、その後の効果を定期的に監視し、求められている目標が達成されているかを確認する事が重要です。

まとめ

唐沢農機サービスビーズクリエイトでのウェブディレクター業務は、クライアントのニーズに基づいたウェブサイト作成に留まらず、それを超える付加価値を提供することに注力しています。この記事で紹介した一連のプロセスは、クライアントとの密接なコミュニケーションと、各専門パートナーとの連携によって成り立っています。最終的なサイトの公開後も、目標達成と効果検証のための継続的なフォローを行うことで、クライアントのビジネス成長を支援していきます。

次回のブログでは、ディレクターがどのようなビジネス支援を行っているのか?ご紹介したいと思います。

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