こんにちは、株式会社唐沢農機サービスのノウキナビ事業部の神林です。
前回、唐沢農機の評判「99%つらいことばかり」の補足というブログを書かせていただきました。
私も唐沢農機の会社説明会で、転職活動中の方とお話させていただくことがあり、その際によく「99%つらいことばかり」という話をさせていただいています。
今はどうかわかりませんが、当社の代表もそういったことをよく言っていたと思います。
採用の場であんまりネガティブなことばかり言うのもどうかと思いますが、私達はあえてそのようなことを事前にお伝えさせていただいています。
本日は、「じゃあなんで唐沢農機の人たちは、つらいとこで頑張ってるの?」という話をしたいと思います。
前提条件
本当に価値のあるものはひとそれぞれ。ですから、以下は神林個人の価値観に基づき記載をしています。予めご了承ください。
本当に価値のあるものの考え方が、サラリーマンには2つあると思っています。
ひとつ、「サラリーマン」として価値のあるもの
それは自身の「成長」です。
人生百年世代になりました。今ある職業が何年後かには無くなっていく時代です。
今生まれた新しい命が、二十歳になるときに就職する仕事の多くは今ない仕事だという話も聞いたことがあります。
こんな予測ができない変化の激しい時代において、サラリーマンにとってなにかひとつしか武器が無いというのはハイリスクです。その武器が役立たずになってしまったとしたら…想像するだけでも怖いですね。
そのため、時代や状況の変化に応じて、自身の業務内容や事業内容、場合によっては職を変えても(場合によっては強制的に変えられても!)、生きていける・食っていける人に「成長」しておく必要があります。
特に若い人にとって、目先の利益ももちろんありますが、この「成長」の基礎(成長する癖)を得ておくことは長期的に見て非常に重要だと思います。
では、「成長」とはなにか?
当社では成長を「できなかったことができるようになること」と定義しています。
できなかったことができるようになるためには、たくさんの「挑戦」と「失敗」が必要です。挑戦と失敗の数だけ、できなかったことができるようになり、成長ができます。考えてみると、子どものときは挑戦と失敗の繰り返しでした。
前の記事でも書きましたが、
目標が高い、変化が多い当社は、「成長」するための環境が揃っています。
目標が高いので日々挑戦です。変化が多いので日々失敗だらけです。笑
私自身、自分で言うのもおかしいですが、この会社に入る前と入ってからの成長の量やスピードは段違いで、自ら「成長」を感じられています。(もちろん、たくさんの失敗をしました。)
そして、今後もまだまだ成長したいので、この「99%つらい環境」を前向きに捉えることができます。
会社によっては、「挑戦できる数」と「失敗に対するスタンス」が異なり、成長できる量やスピードが異なると思います。
「従業員の成長」は、会社と従業員で唯一利害が一致するもの
そもそも、従業員と会社は利害が一致しない生き物です。
従業員は、できる限り楽に、短い時間で、高い給料や待遇がほしいです。笑
会社は、(おそらく)できる限り長い時間、高いパフォーマンスを、安い給料で発揮させたいはずです。笑
お互いの利益構造を考えれば、これは致し方ないものです。
そんな相反する生き物たちが共生しているのが「会社組織」です。
そんな中、唯一お互いの利害が一致するのが、「従業員の成長」です。
従業員が成長すれば、会社の業績も良くなり、給与原資も増え、給与や待遇として還元できます。
だから、当社では「従業員の成長」を大事に考えています。
そのための「評価制度」や「日々のマネジメントの仕組み」を導入しています。
もうひとつ、「一人の人」として価値のあるもの
これは神林の「一人の人」としての持論です。それは「他者貢献(GIVE)」だと考えています。
誰かの役に立てた時、喜んでもらえたときって、身震いするような、鳥肌が立つような、喜びを感じることがありませんか?人は、他者に貢献できたときに、自分も喜べる生き物だと思います。
自分の時間の多くを占める「仕事」という時間を、誰かの役に立てる時間にすることは、回り回って自分も幸せにすることだと私は思います。
唐沢農機で、私はノウキナビというサービスを通し、この「農機具業界」をより良くするために時間を使うことができています。前の記事でもお話しましたが、私達がやろうとしていることは、「この業界を変える大きな進歩」です。
そのひとつが、「他の業界では当たり前にECで商品が買えるのに、農機具業界では買えない。」ということです。むしろ、店舗よりECで買うほうがより良いという業界も増えてきました。
しかし、日々私達がお客様からのお問い合わせで感じているのは
「農機具業界でもEC化を求められている、しかし提供側の都合で、提供できていない。」
こんな現状を変え、「農機をECで買ったら良かった!」という農業業界になったら、農家さんがより喜び、農業が発展し、世界に美味しいご飯が増えるはず。笑
それはきっと「家族に誇れる仕事」になると考えています。
ちょうど先日、嬉しいことが有りました。
残念なことに、ノウキナビで商品をご購入いただいたお客様の機械に初期不良が発生してしまいました。早急に修理対応をしたことで、お客様からは「心配だったけど、インターネットで買っても安心だね」と言っていただくことができました。このように、私達は少しずつではありますが、農機具業界の常識を塗り替えている最中です。
これは唐沢農機のひとつの大きな挑戦の一例です。
補足をすると、他者貢献の大小に重要性は比例しません。日常的な小さな他者貢献だって、充分素晴らしいことです。しかし、一度きりの人生だから、なにか私も大きな仕事をやり遂げてみたい。そんな想いで日々過ごしています。
まとめ
唐沢農機の評判「99%つらいことばかり」の先には、
・サラリーマンとして大事な成長
・業界を変える他者貢献の経験
があります。(私、神林の考えです)
その結果、「家族に誇れる」にたどり着くと考えています。
最後までご覧いただきありがとうございした。
興味を持ってもらえる方がいたら、ぜひエントリーや会社説明会へのご参加をお待ちしています!